確定申告の流れについて
確定申告の手続きがどのような流れで行われるか記載したいと思います。
1) 確定申告に必要な書類の確認
まずは自身の確定申告に必要な書類が何か、税務署や税理士、確定申告の相談会場などで確認します。
※確定申告には確定申告A、確定申告Bという2種類の用紙が存在しますので、どちらの用紙を使えば良いのか、その他の書類(源泉徴収書、生命保険料控除証明書など)は何が必要となるのかといったことを確認しておくことが重要です。
確定申告Aは確定申告Bに比べて項目が少なく、所得は給与所得や公的年金、その他の雑所得のみとなっております。確定申告書Aの用紙は会社員やアルバイトの方が使用することが多く、確定申告Bの用紙は個人事業として事業を行っている方や、所得税の金額が15万円以上で予定納税がある方が使用するのが一般的です。
確定申告の用紙がAの用紙なのかBの用紙なのか不明な場合には、なるべく早めに税務署や税理士、近隣の商工会議所などで開かれる確定申告相談所にて相談されることをおすすめします。
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2) 確定申告に必要な書類の取得
自身の確定申告に必要な書類が何かわかった後、税務署や市区町村の役所、確定申告の申告相談会場などで確定申告の申告に使用する用紙を手に入れます。
申告用紙の取得方法は複数ありますので後述します。
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3)確定申告書の作成
確定申告書を記載ルールに基づき作成します。
作成方法がわからない場合は、税務署や税理士、確定申告の相談所で相談することが出来ます。
不明なところがあればそのままにせず、記入漏れや控除漏れがないように専門家としっかりと相談しながら作成することをおすすめします。
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4)管轄税務署への申告書の提出
提出する前に記載、書類の漏れが無いように確認し、提出期限である3月15日までに管轄の税務署に申告書の提出します。
※納税地によって管轄税務署が異なります。国税庁のホームページから管轄の税務署を調べることが出来ます。
確定申告の申告用紙の取得方法
確定申告の申告用紙を入手する方法は、次の3つあります。
・国税庁のホームページからファイルをダウンロードし、印刷する方法。
https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/yoshiki01/shinkokusho/02.htm
上記の国税庁のホームページから確定申告書類のPDFファイルをダウンロードすることが出来ます。そのファイルを印刷することで、提出用の確定申告書として使用することが出来ます。
・税務署に足を運び、直接用紙を手に入れる方法。
税務署には確定申告の申告用紙が置いていますので、直接税務署に行き、用紙を手に入れることが出来ます。また、確定申告の相談会場などで置かれていることがありますので、そうした会場で手に入れることもできます。
https://www.nta.go.jp/soshiki/kokuzeikyoku/chizu/chizu.htm
※税務署の場所は上記の国税丁のホームページから確認することが出来ます。
・希望書類を記した用紙と返送用封筒を同封し、税務署へ送付する方法。
必要となる書類をメモ書きし、返信用封筒を同封して税務署に送ることで必要書類を郵送してもらうことが出来ます。
必要となる確定申告書類が何かわからない、確定申告書の作成方法がわからないといった方は、どうぞ税理士紹介タックスナイトまでお問合せください。確定申告書の作成や申告のサポートを丁寧に行う税理士をご紹介させていただきます。