自動車販売・卸業に強い税理士紹介
古物商にも強く経営状況を適切に判断できる税理士をご紹介いたします。
自動車販売業の特徴
自動車販売業は、「新車の販売専門業者と「中古の車販売専門業者」に大きく分けることが出来ます。
事業を始める際に許認可は必要ありませんが、中古車販売を行う場合には「古物商」の許可が必要となるので注意が必要です。
また、自動車販売業は、他の業種と比べて在庫の金額が大きくなります。
「いくらまで在庫にお金を使えるか」、「いくら手元に資金として置いておくのか」といった一定の方針を持つことが大切です。
車検証や車両受領書等の保管の徹底
自動車販売業は、新車の場合は登録時、納車時に売上計上しますので、車検証や車両受領書などをしっかりと保管しておく必要があります。
中古車のオークション市場での販売では、開催業者からの清算書を経理書類として保存する必要があります。
1つ1つの金額が他の業種に比べると大きくなるので、扱っている商品が新車なのか中古車なのか、オークションに出品したもの等に分けて丁寧に記帳することが、事業計画の立て易さや、税務調査対策にもなります。
消費税の対象取引例
自動車販売業における消費税の対象となる取引例です。
- 車検整備代
- 納車準備費用
- 車検代行手数料
- 登録代行手数料
- 車庫証明申請手数料
- 部品やオイル類の仕入れ
- 車両本体や部品の売上げ など
まとめ
自動車販売業は、扱う商品が新車か中古か、店舗を出すのかネットで販売するのか等で事業の進め方が変わってきます。
店舗を出す際は資金調達や立地の選定等も必要となり、販売ルートの確保や価格設定など行うことが多岐に渡ります。
自動車販売業に詳しい税理士に日々の記帳や税務処理のサポートをしてもらうことで、申告の際の計上漏れの防止や節税対策を行ってもらえます。
「自社の経営状況を適切に把握」することが非常に重要で、今後の事業計画や、融資計画等も行い易くなります。
オークション販売している会社や、中古車販売業の会社とお付合いのある税理士は、他のところがどのような経営を行っているのか見れるので、「どのような会社が失敗するのか、或いは成功するのか」といった違いについて等、参考になるアドバイスも得られる可能性が高まります。