相続:限定承認を行うと良い場合

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相続において限定承認を選択する際には、相続人全員で行う必要があったり、みなし譲渡所得税について注意が必要になるという面があります。

今回は、限定承認を行うと良い場合について、ご紹介したいと思います。

限定承認を行うと良い場合

限定承認は実際のところそれほど利用される件数が多くありません。

といいますのも、はじめからマイナスの財産よりもプラスの財産が多いことが確実にわかっている場合は単純承認を選択し、プラスの財産よりもマイナスの財産が多いことが確実にわかっている場合は相続放棄を選択すれば良いためです。

そのため限定承認を使うべきケースとして代表的なものは、被相続人にプラスの財産とマイナスの財産がそれぞれどの程度あるかわからない場合があります。

財産温範囲を確定することが難しい場合、念のために限定承認をしておくという方法がとられます。

そうすることで、相続後に万が一莫大な負債が見つかった場合も、プラスの財産の範囲で支払えば良いためです。

単純承認をしていると、事後に見つかった莫大な財産についても支払い義務が発生する恐れがあります。

以上のように、限定承認は単純承認にも相続放棄にもない効果を持ちます。

相続に際して、限定承認を覚えておくことで相続を有利に行うことができます。自身にとって最も適切な相続の効果を実現するためにも、限定承認は頭の片隅に入れておきましょう。


相続では「単純承認」、「相続放棄」、「限定承認」のいずれかを選ぶことになりますので、状況に応じてどの方法を選ぶか、専門家と相談しながら進めることをおすすめします。

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