12月は個人事業主にとって、年の瀬とともに確定申告の事を気にしなければいけない時期となります。
自分自身で確定申告書を作ることは慣れていなければとても大変な作業となります。税理士がついている方や毎日帳簿管理をしている方は安心ですが、自身で確定申告を行っている方は領収書をまとめたり、税務署に聞きに行ったりと本業以外で時間を取られてしまう為、時間がなく困ってしまいます。
また、専門知識がいる場合もあるので余計に困ってしまいます。自分自身で確定申告を行う際に困ることについて記載します。
自分自身で確定申告を行う際に困ること
「領収書の整理から集計に時間がかかりすぎる」ことが挙げられます。特に溜まった領収書を集計することに時間を使ってしまうというケースが多いです。
簿記に関して知識がない場合など、領収書を一枚ずつ電卓で計算し、「飲食代」「交通費」などにまとめ、それぞれの金額をエクセルで集計し、こうした整理だけでもとても時間がかかってしまうものです。保管する場所を決めていないと、領収書を集めることにも時間を割かなくてはならなくなります。
売上に関してはしっかりと把握できていても、経費に関してわからないというケースもあります。集計している中で、明らかに領収書が少なく、知らない間に捨ててしまっているということもあります。何が経費になるかわからず、経費について調べるだけで多くの時間を費やしてしまうことも少なくないかと思います。
消費税申告書についてわからない
売上が1,000万を超えた翌々年度から消費税の申告をする必要があります。初めて申告を行う場合には、実際申告書を作成しようとしてもわからない箇所が多く見当たるのではないでしょうか。
ネットなどで調べると「預かっている消費税」から「支払った消費税」を差引しき税金を計算すると書いてありますが、いざ申告書を作成するとなると簡単ではありません。
こうした申告書を作成する際には、専門家である税理士に相談して作成されることをおすすめします。