決算申告における失敗例「無申告で融資を受けられない」

税理士コラム:税,税金,決算申告,失敗例
決算申告は、法人にとって1年の締めくくりとなる大切なものです。

しっかりと税金の支払いや還付を受けたいところですが、決算申告をしていない人や専門家のチェックがないままご自身で決算を行うと、経営に悪影響が出てしまうケースがあります。

今回、決算申告に関する失敗例を紹介したいと思います。

決算申告をしておらず、融資を受けることが出来ない

決算申告をしていないと、銀行やクレジットカード会社のビジネスローンで融資を受けることができません。理由は、申込をするときに「確定申告書」や「決算書」が必要となる為です。

税理士とお付き合いがなく、税金や決算書について学んでいない場合に決算書の作成が十分に行えなかったり、中には申告が出来ないまま次に期が来るということもあります。例えば融資失敗の100事例に書かれている失敗例には、外国人のスナック経営者が取り上げられたりもしています。

金融機関側としては、お金を貸してしっかり戻してもらえる会社なのか見なくてはならない為、決算書などの資料は判断基準の一つとして必要となります。

融資を受けたいと思った場合は、決算書や、事業計画書などを準備し、どのような企業でどれだけ返済能力があるか、といった情報を提示出来ることが重要となります。

税理士に決算申告をお願いすることによって、決算書には作成した税理士の署名、押印がされます。

決算書に「税理士の署名、押印」があることで、お金を貸す銀行は「専門家がチェックして作成された正しい書類」と判断し、信頼性が高まりますので、融資を受けたいとお考えであれば決算申告の作成を税理士にお願いされることをおすすめします。

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