決算書類の作成の流れ

税理士コラム:税,税金,決算申告,決算書類
決算申告によって、1年間で会社の儲けや損を確認することが出来ます。

決算申告での大きな3つのステップを今回ご紹介したいと思います。決算申告は税理士に丸投げしているという方も、大きな流れとして把握しておくと良いと思います。

ステップ1:帳票の作成

帳票とは、見積書や請求書などの、事業に関連する書類を指します。
決算申告を作るには、レシートや領収書、請求書などの管理を行う必要があります。

正しい決算書を作成するには、しっかりと帳票を管理することが重要です。

帳票の作成には、エクセルといったソフトウェアや会計ソフトを使用したり、また、最近ではインターネットを使った「電子帳票」が作成されることも増加しています。

ステップ2:会計ソフトを使った管理

帳票をまとめることが出来た後、出来れば税理士と相談した上で、会社に合った会計ソフトを利用しましょう。
銀行口座との連携を行うことが出来るので、入力の手間も大きく省くことが出来るようなります。

例えば、売上と支払い用のキャッシュカードやクレジットカードと会計ソフトを繋げると「支払先」や「金額」が一目瞭然となります。

ただし、会計ソフトを利用すると「科目(例:売掛金など)」が間違った仕分けをされている場合がありますので、出来れば税理士のチェックも入れてもらい、作成されることを推奨します。

ステップ3:決算書類の作成

決算申告に必要な書類は、会計ソフトで作成することが出来ます。例えば、MFクラウド確定申告では、ワンクリックで決算書の「借貸対照表」や「損益計算書」が作ることが出来ます。こうした情報が揃うことで、会社の資産や負債、売上、経費などがわかるようになります。

会計ソフトなどが便利になっているので、自身でも入力できることが増えています。
しかし便利な一方、間違ったまま入力して帳票が出来上がっているケースも増えていますので、なるべく税理士とお付き合いをしながら、税理士事務所のチェックのもと帳票作成やデータ入力を行い、正しい決算書類を作成出来るようにしておくことをおすすめします。

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