40年以上同じ税理士事務所に依頼していましたが、事務所の代替わりにより後を引き継いだ息子の税理士の対応がひどく、訪問もされなくなってしまいました。
また、経理上のミスも多く、医院の修繕費等の処理の間違いにより税務調査で2回連続1000万円単位の追徴課税を支払うことになったことがきっかけで切り替えのお問い合わせをいただきました。
ヒアリングで現状を確認させていただきましたが、年間200万円近い報酬を支払っておられるわりには、経理はほぼ事務長の奥様が手書きでされていて、代替わり以後7年間は年に1回の確定申告時期にだけ税理士と話してわからないところを聞くという状態だったそうです。
院長の希望としてはコミュニケーションがとれて会計処理をきちんとこなしてほしいことと、医院の法人化を実行してくれることでした。
今の税理士は医療法人化の経験がなく、相談しても理由を言わずに止めておいた方がいいとだけ言われるので話が進まなかったので法人化をサポートしてもらえる専門的な事務所を望まれていました。
弊社からご紹介させていただいた事務所では年間50万円以上の顧問料削減につながり、医療法人化もスムーズに行うことができたと喜びの声もいただきました。
この医院様を担当して感じたことは、税理士と長年付き合うことはとても良いことなのですが、競争の激しくなってきた税理士業界で事務所に変化に対応する努力がないとお客様へのサービスレベルは相対的にも下がっていくということです。
長年の付き合いがあるが故に社長からは解約を伝えにくく、税理士は解約されないだろうと思いこむような時代はもう終わりつつあると思います。
これまではブラックボックスのように見えた税理士の業務も透明化され、資格を持った「サービス業」というような位置づけに変わってきています。
当ホームページに税理士を見極める基準が多く掲載されていますので、是非自社の税理士と見比べていただければと思います。疑問点等ございましたらお気軽にお問い合わせください。