経理担当者が退職したクリニックが外部経理で安定 [医療業(東京都品川区):年商1億2,000万円]

経理担当者が退職したクリニックが外部経理で安定 [医療業(東京都品川区):年商1億2,000万円]

東京都品川区で医療クリニックを運営されている法人様より、「経理担当者が退職してしまい、日々の業務が回らない」というご相談をいただきました。医療業は経費や管理項目が多く、経理担当者の不在は事業運営に大きな影響を及ぼします。

今回、安定した経理体制を構築できるよう、外部経理や月次支援に強い税理士事務所をご紹介しました。

経理担当者の退職により、クリニック運営に深刻な影響が出ていた

長年業務を担ってきた経理担当者が急遽退職したことで、経理体制が一気に崩れてしまいました。日々の診療報酬の処理・給与計算・仕入れ管理・請求書処理など、業務量は多岐にわたり、担当者不在の状態が続くことで次のような問題が顕在化していました。

  • 診療報酬の入金管理が遅れ、資金状況が把握しにくい
  • 仕入れ・外注費の請求処理が滞り、支払漏れのリスクが発生
  • 給与計算に不安があり、スタッフからの問い合わせが増える
  • 月次決算が遅れ、経営判断が後手に回る
  • 経理担当者の引き継ぎ資料がなく、属人化が顕著

診療報酬の管理は医療業において最も重要な部分であり、入金が遅れたり金額の整合性が取れなかったりすると、経営全体に大きな支障をきたします。

また、医療材料や薬剤の仕入れ、外部の専門業者への委託費など経費項目が多いため、経理が滞るとすぐに業務全般に混乱が生じます。「どの業務を誰がどの順番で行うべきか」が不明確になり、経営層が緊急的に経理を代行する場面も発生していました。

クリニックの安定運営には数字の管理が欠かせないため、早期の経理再構築が急務となっていました。

外部経理と月次支援に強い税理士事務所をご紹介し、経理体制を再構築

医療業の経理実務に詳しく、クリニック運営に必要な経理項目に理解があり、外部経理(アウトソーシング)や月次支援に強い税理士事務所をご紹介しました。

税理士事務所はまず既存の経理状況を把握し、課題の洗い出しを行いました。そこから以下のような改善と支援が進められることとなりました。

  • 診療報酬の入金管理フローを整え、毎月の入金確認を自動化
  • 医療材料・薬剤の仕入れ管理と請求処理のルールを明確化
  • 給与計算を外部対応し、スタッフの勤怠データと連携
  • 月次決算を早期化し、経営陣が正確な数字を把握できる体制を整備
  • 経費精算のデジタル化により、経理作業の属人化を防止
  • 必要に応じて、税理士が経理担当者の代わりに月次処理を実施

「診療報酬の管理」と「月次決算」の整備を行える点が大きなポイントだったようです。どの月にどれだけ入金があるのかが明確になり、資金繰りが安定しまし、月次の数字が早く出るようになったことで、設備投資やスタッフ採用などの判断も余裕を持って行えるようになりました。

経理業務が外部に移行されたことで、院長や経営陣が本来の医療サービス提供に集中できる環境が整いました。スタッフからの給与関連の相談もスムーズに処理され、院内全体の安心感の向上にもつながりました。

まとめ

医療クリニックは、診療報酬の管理・給与計算・仕入れ管理など経理業務が多岐にわたり、担当者の退職は事業運営に深刻な影響をもたらします。医療業に詳しい税理士事務所のサポートによって外部経理による安定した運用が可能となり、混乱が続いていた経理体制を早期に立て直すことができました。

診療報酬管理の整備や月次決算の早期化により、資金繰りが改善され経営判断に必要な数字もタイムリーに把握できるようになりました。経理の属人化を防ぎ、クリニック全体の業務効率が向上したことは大きな成果といえます。

経理担当者の退職や体制不備に悩む医療機関にとって、外部経理と専門家の支援は大きな力になります。安定したクリニック運営のためには、適切な支援体制の構築が欠かせません。

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